(トラブル対応を追加しました)
最近ではすっかりポッドキャスター必携のアプリとなった音声チャット「Skype」。
Bonchicastでも活用してますが油断すると、 登録した番組が全部Skypeで録音された複数のトーク番組だったりしてビックリするくらい。おもしろ。
相談なども多く、何度もSkypeの録音についてはその方法を紹介してきましたが、今回は最近話題のアプリ「Tapur (Windows)」を使った方法をご紹介。国産アプリですよ。
どちらかというとSkypeを立ち上げておけば留守電として機能してくれる便利なソフトとして名の知れた感があるアプリです。 もちろん会話を録音することもできます。
留守電アプリとしては非常に高機能で同種の「Pamela」 がありますがポッドキャスト用には「Tapur」が遙かに適していて、録音用アプリとしては以前紹介した「HotRecorder」がありますが遙かに安定して「Tapur」 の方がおすすめ(てか当時のバージョンは色んな意味で使えなかったです)。
なんの苦労もなく相手と自分の声を同時に録音でき、それぞれ左右に振り分けて録音されます。 つまりおのおののレベルの編集などもできます。ビデオも録画できますよ。これ、待ち望んでいたアプリではないですか?
リスナーのりょたさんから教えていただきました(ありがとうございます)が、「ボイスブログ君」のアサカワズさんもすでに番組で使用したりしてます。かなり使えそうです。
では、その使い方をご紹介します。興味ある方は一度試してみてはどーでしょう。
■TapurはSkyepeと連携するアプリです。
Tapurはスカイプ用の留守番・録音・録画プログラムです。
・簡単です
・フォルダによる、わかりやすいメッセージ/留守番設定管理
・送信者毎の留守番設定
・留守番時の録音録画だけでなく、通話中の録音録画も可能
・自分や通話相手の声を選択して録音できます。
・モノラル/ステレオによる録音が可能(留守番時はモノラルのみ)
というわけで留守電としても高機能ですが今回は「ポッドキャストの録音」に絞って解説します。ちなみに
・ 録音するためにはTapurをインストールしたフォルダにそれなりのハードディスクの容量(大体30分で300M程)が必要です。
■入手&インストール
ダウンロードページから最新版をダウンロードしてください。 適当に保存してそのファイルをダブルクリックでインストールがスタートします。
「次へ」をクリクリしていけばインストールが始まりますので問題ないはずです。「完了」で終了。そのままで「Tapur」 が起動します。
PC画面(デスクトップ)右下のタスクトレイに「Tapur」のアイコンが登録されているはずです。
右クリックで「開く」を選ぶとウィンドウが開きます。![]()
Skypeの方も注目。
一番下に矢印のマークが追加されていると思います。右の図は「こちらも相手も録音する」状態のアイコンです。
Skypeと連動していることがわかりますね。
■録音ボタンをクリックするだけ!
タスクトレイから出すとこんなウィンドウが開きます。
留守電の「受信箱」 に録音されたファイルは保存されます。
録音するのはカンタン。
上の「録音ボタン」をクリックです。終わったら停止。これだけで録音されます。
ちなみに「録音」をクリックすると相手に「通話を録音します。」終了で「終了しました」という文字メッセージが送られます。
ここらはこっそり録音しないよう国産アプリらしい配慮です。(このメッセージは設定で編集できます)
録音したファイルは上のリストに追加され、それを選択すると下に個別の操作パネルが表示されます。
操作は簡単。上の図の通りです。
ファイルはそのまま「保存フォルダ」に保存されますが「音声ファイル取り出し」で、任意の場所に保存することもできます。
こんなカンジで録音されます。
■設定
右と左に声が分かれているのがわかりますか?
たとえば相手の声が小さいので相手の声だけ音量をあげたりバランスを取るなどの編集するのに便利です。
このまま使うのも斬新といえば斬新(すでにやってる方もいますが)。ただ、真ん中の音が全くないのでちょっと不自然な感じです。
なにもしないとこのようになっていますが、設定でモノラルにしたり、もう少し自然な感じにステレオで録音することもできます。
こと録音に関してはあまり設定をいじらなくても良いのですが、このステレオ設定(音質)
は例えば一発録りでアップする場合など使う機会がありますね。
また録音時間はデフォルトで「60分」になっていますのでこの変更も行えます。
1)「ファイル」→「設定」を選択します。
2)設定パネルの「音質」から選択します。
・
モノラル
(特に双方の音量バランスなどしない場合はこれがいいでしょう)
・ステレオ
(上で聞いてもらったのがこれです。編集に向きます)
・自然なステレオ
(キッチリ左右にわかれていないステレオくらいの意味です)
上の「録音時間の制限」で自動的に録音を停止する時間を設定できます。5分~720分まで選択できます。
ただし、最初に言ったように録音時間が延びる程にハードディスクの容量が必要になりますのでご注意。
ここまでで十分手軽にSkypeを録音してポッドキャストにできてしまいますよ。
■より凝り性のあなたならAudacityで編集
さて録音はでき、ファイルを保存することができました(としましょう)。
「Tapur」と編集ソフトを組み合わせると、Skypeの録音でよく頭を悩ます「相手の声が小さすぎる」とか 「自分の咳払いだけ消したい」なんてこともカンタンにできます。まさに朗報ですね。
Audacityの操作などについては「「Bonchicast」Audacity アーカイブ」
を参照してくださいね。
1・Audacityに録音したファイルを追加します。
この時点で全体の音量や左右のバランスを修正することができます。
例えば右だけが小さい場合は「バランス」のスライダーを「R」寄りに調整すればいいわけですね。
しかし、後でモノラルにして(自然な感じになりますね)しまうのであれば、 Audacityならではの次の方法を使うのがカンタンです。

2・ファイルを右と左に分割します
左のようにファイル名の隣の▼マークをクリックするとメニューが現れます。「ステレオトラックを分離」を選択してください。
右トラックと左トラックが2つのトラックになります。
この状態だと、別々に音量を調整したり、自分の不要な部分だけ音を消したり、 一部分だけ音量を変えたり自由自在です。

ここで忘れないで欲しいポイント。
実は右と左の2つのモノラルトラックのように見えますが、実はステレオトラックが2つに分かれただけなのです。
つまり実際に聞いてみても右の音は右のまま、左は左のまま。
このままWAVなりMP3ファイルに書き出し(別名で書き出し)してもステレオのまま出力されます。
そこでそれぞれをモノラルトラックにしておきましょう。
■モノラルトラックにしましょう。
先ほどの▼をクリックすると今度は「モノラル」が選択できるようになっています。
これでそのトラックはモノラルトラックになります。
編集が終わったら2つのトラックをモノラルにしてから書き出してください。2つの音声を合成したモノラルトラックが出力されます。
このような感じです。わかりますか?
あとは応用編でより自然にステレオにしてみたり、いろいろエフェクトかけるのもできます。
もちろん、さっさと音量だけ調整してモノラルで書き出すだけならあっという間にできてしまいます。
■その他の特徴&
注意したいポイント
以上「Tapur」のポッドキャストで録音するポイントを紹介しました。
もちろん留守電機能は高機能です。 Skyepeの有料サービスのようにオフラインでも録音はできませんが立ち上げていれば留守録もでき、 不在中にチャットの不在応答もできます。
それに国産ソフトだけに非常に使いやすく、バージョンアップも順調にされているようです。
いいことづくめのようですが、注意点はいくつかあります。
なんといってもアプリケーションですから、アプリ自体は非常に安定していますが例えばメモリをあまり積んでいないマシンや、 録音中に色んなソフトを起動していたりPC自体が非力な場合は途中で落ちる場合があります。 HDDの空きが少ない場合も注意が必要です。
落ちなくても音声がプチプチとぎれたりする場合もありますから、 録音中はあまり複数のソフトを起動しないようにするなど注意しましょう(恐らくメモリをたっぷり(1G以上とか) 積んでいる場合は大丈夫です)。
実際モバイル用のノートPCはメモリを250Mしか積んでいないのですが、20分ほどで落ちてしまいました。 この場合は極端ですがSkype自体がPCに負担をかけるアプリですので、大事な録音が失敗しないように注意しましょう。
実はまだあまり使い込んでいないのですがこのアプリ、録音用アプリとしては初めて誰にでも使えるような気がします。お試しアレ。
(2006.7.10)
■Tapurのトラブル(2006.9.11追加)
多くの方にご好評。素晴らしいソフトですね。ところでここに来ていくつかご質問頂いています。
TapurのWEBページではインストールから設定までのわかりやすいマニュアル、トラブルの際のFAQがシンプルかつ十分に用意されています。
困ったらまずは参照してみましょう。
特に質問が多かったトラブルについてここで説明します。
1・Skypeで音が出なくなる(通話できなくなる)
Tapurが「相手と自分、双方の録音ができる」ようにする仕組みは、 Skypeの音声デバイスをTapurの音声デバイスで乗っ取ってしまうことで実現します。ちょっとムズかしく言うと、「Virtual Cable」に置き換えて擬似的に2枚のサウンドボードがあるような感じにしてしまうのです。
Skypeから音声が出ない、あるいは自分の声が届かないなどのトラブルはここのトラブルに原因があります。 特にTapurがなんらかの原因で強制終了、フリーズなどで「落ちてしまう」と、 Tapur経由で音をやりとりしてますから音声は出なくなります。
ここでは録音はできないもののとりあえずSkypeの通話をできるようにする方法を解説します。
a)Tapurを立ち上げたまま、
Skypeを再起動する
TapurはSkypeが起動するたびに置き換え(乗っ取り)
しにいきます。その際トラブルがあれば自動的に修復します。この方法で修復できると録音も可能なはずです。
b)Tapurを削除する
実際にはPCが立ち上がると同時にTapurも自動的に起動しないように設定すればいいのですが(Tapur - [PC起動時にTapurを自動的に立ち上げないようにするには?
])面倒ですからTapurを一回削除してみちゃってください。会話は問題なくできるようになります。
録音もできるようにするには、その上で再インストールです。
「スタート」メニュー → 「すべてのプログラム」 → 「Tapur」
→ 「Tapurのアンインストール」で削除できます。
c)手動で設定する
Skype側の「音声デバイス」をTapur経由を解除するよう手動で設定します。
c-1)Skypeの「ツール」→「設定」を選びます。
c-2)設定ウィンドウの下の方「オーディオデバイスの調整」を選択します。

c-3)「オーディオデバイス」の設定画面で「標準デバイス」に変更します。

Tapur起動時は入力も出力も「Tapur Virtual Cabe」になっているハズです。これを他のデバイス(通常は
「Windowsの標準デバイス」)に変更して「保存」をクリックです。
余談ですが、上の「音量の自動調整を有効にする」のチェックは、特に録音中ははずしておきましょう。 自動的にマイクボリュームを調整させないためです(ただしWin版ははずしても一緒という話もあります)。
いずれにしてもパソコンのソフトのトラブルの際は(あるいはソフトをいじった場合は)何をしてもまずソフトの再起動、
そしてパソコン自体を再起動してみるのが基本です。
2・
会話のタイミングがズれてくる
これはかなり不可思議な現象ですが、ここのところ何通かお知らせ頂きました。実は私の環境でも発生します。
Tapurで録音しながら会話してくると、だんだん相手と自分の会話が少しづつタイミングがずれてくるというもの。 ワンテンポ遅れてくる感じです。
Tapur作者の山本さんにBBSでおたずねしたところ以下のような回答頂きました
・以前のバージョンでも発生していたためプログラムの改善はすでに行った
・USBオーディオ(ドライバ)、Skypeなどのトラブルも考えられる(どちらも負担が大きいソフト)
・いずれにせよTapur自体が負担の大きいソフトなので、PC側の対処が必要かもしれない
何度か検証を行った途中経過ですが、やはり解決は「PC側の対処」でかなり改善します。
a)余計なソフトを同時に立ち上げない(タスクバーなどの常駐ソフトもできるだけ停止)
b)専用ドライバなど(PCに負担が大きい場合)使用する機器もはずす
c)メモリの増強
Skype自体がPCに負担の大きいアプリです。Tapurも同様にPCの性能に依存するアプリです。 というわけでPC側に出来るだけ負担をかけないようにするのが得策です。またメモリの増強は間違いなく効果的です。
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Comments
LAWSONで500円で販売している「FreeP」で
十分ですね、多分。skypeは人数が増えすぎた場合に
有効だと思います。
はい。まだまだ待っています(*^_^*)
それでは、失礼します。
サポートの神ですね。(笑)
そして、すばやい対応有難うございましたパソコンの前で1人ギャーギャー騒いでいましたが、お返事をいただけたおかげで一安心しました(>_。。
(@_@;)ごめんなさい。出来れば早めにお返事の方宜しくお願いいたします。音が入らないと不安で不安で(*_*)
上の文章を参考にして無事にインストールできました。ですが、スカイプマークに時計マークが出ないのです。あと、声が相手に聞こえなくなってしまいました・・・。
また申し訳ございませんが、お返事をお願いしますお願いいたします。
何度もすみませんです。
ご紹介ありがとうございます。
実にわかりやすく解説していただいて恐縮です。(私のマニュアルよりずっといいです・・・)
機能要望などありましたら、ぜひお寄せください。